2023/11/30 11:05


「見せる収納術」を身につけよう

 

みなさんは「収納」と聞くと

どんなものを思い浮かべられますか?

 

散らかっているものを人目につかないように「隠す」

 

こんなイメージを持っている方もおられるかと思いますが

「見せる」収納もおすすめしたい方法です。

 

そこで今回は、見せる収納術についてお話します。

収納にお悩みの方は

ぜひ「見せて」収納する方法も身につけてみてください。

 



 

見せる収納のメリット

 

では、見せる収納を取り入れると

どんなメリットがあるのでしょう?

 

早速見ていきましょう。

 


インテリア性が高まる

 

見せる収納は、物を片付けると同時に

お部屋のインテリア性を高めてくれるため

お部屋がおしゃれな空間になるという魅力があります。

 

物を隠すばかりだと、限られた収納スペースが足りなくなったり

お部屋が殺風景に感じられたりしてしまいますが

 

上手に見せる収納を取り入れることで

限られた収納スペースを圧迫することなく

部屋をおしゃれに見せることができるのです。

 



 

何がどこにあるのか把握できる

 

物が常に見える位置にあるということは

何がどこにあるのか分かりやすく

いちいち物を探さなくて済むというメリットがありますので

まず、お部屋をきれいに保つポイントは

物の定位置を決めること。

 

物がどこにあるのか分かりやすいということは

物を戻す位置も分かりやすくなるため

結果としてきれいなお部屋をキープすることにも繋がります。

 



 

出し入れがしやすい

 

隠す収納は、収納扉を開けたり

引き出しを開けたりといった工程が必要になるため

物を取り出すだけでも労力を使いますね。

 

ですが、見せる収納であれば

必要な物を必要な時ににサッと取り出すことが可能ですし

しまう時も置くだけで良いので

普段の生活がスムーズに行えるようになります。

 



 

見せる収納の作り方

 

メリットがたくさんある見せる収納ですが

ここからは見せる収納を取り入れる方法についてお話します。

 


見せるものと見せないものを分ける

 

収納は

見せる収納と隠す収納を組み合わせるのが理想的です。

まずは

見せるものと見せないものを決めるところから始めましょう。

 

形が揃っているものやデザイン性があるものを見せると

きれいにまとまって見えます。

例えば、本やDVDといった形や大きさが同じものを

一か所にまとめたり

キッチンで使う調理器具や調味料などをディスプレイしたり

といった方法が挙げられます。

 

反対に、文房具や掃除道具といった

細かくごちゃごちゃしがちなものは隠したほうが良いでしょう。

後ほどご紹介しますが、ごちゃごちゃしがちなものは

ボックスなどの中にまとめて入れて

そのボックスを見せるという方法もあります。

 



 

収納を検討する

 

次に、置くものに合わせて

どんな収納が必要なのか検討しましょう。

 

オープンシェルフは、その部屋で使用する様々な物を

一か所にしておくことができるのでおすすめです。

 

また、衣類はコートハンガーを利用して

あえて見せるように収納すると良いでしょう。

 

キッチンには、棚板を設置し

調理器具をディスプレイするだけで

おしゃれに見せることができます。

 

まそして、物の定位置の計画も重要です。

日常的によく使うものは、手の届く位置の高さに収納し

使用頻度がそこまで多くないものに関しては

低い位置や高い位置に収納するようにしましょう。

その際、重さのあるものに関しては

優先的に低い位置に置くことで

使いやすい収納にすることができます。

 



 

細かいものは見せるボックスにまとめる

 

細かい物や、形が揃っていないものが見えていると

並んでいたとしても

ごちゃごちゃと散らかっているような印象になりがちです。

そこで、細かいものは

デザイン性のあるボックスにひとまとめにし

そのボックスを見せながら収納する

という方法を取り入れると、すっきりします。

 

その際お部屋のテイストによって

ボックスのデザインや素材を選ぶようにしましょう。

 

ナチュラル系のお部屋であれば明るい色のウッド調や

ラタン素材の網かごなどの

自然素材を使ったアイテムがおすすめです。

モダンなお部屋は、プラスチックや

アクリルでできた無地のボックスですっきりと見せましょう。

 



 

おしゃれに見せる収納術

 

見せる収納は

自由に飾りすぎると散らかった印象になってしまうのですが

ちょっとしたコツを抑えるだけで

おしゃれでまとまった印象のお部屋にすることができます。

 


色合いを考える

 

デザインが素敵な物でも

色がバラバラなもの同士を同じ空間に置いてしまうと

統一感のない印象になってしまいます。

同じ場所に置くものは、ぜひ色味を統一してみてください。

 

その際

・全体の70%を占めるベースカラー

25%程度を占めるメインカラー

5%のアクセントカラー

という割合で色味を揃えるようにすると

バランスがとりやすくなります。

 



 

大きさのバランスを考える

 

大きさのバランスも重要です。

本やグラスなどの大きさが揃っているものを並べれば

すっきりと整っている印象を与えてくれます。

 

また、オープンシェルフのように

棚がたくさんある所に様々なものを配置する場合には

大きなものを下のほうに置き

小さなものを上のほうに置くようにすることで

重さの重心が下になるためバランス良く見せることができます。

 



 

お気に入りの小物をプラスする

 

見せる収納は

しまいたいものを見せながら収納する方法ですが

アクセントとして

お気に入りのアイテムを置いてみるのも良いでしょう。

そして

植物はお部屋に明るさと爽やかさをプラスしてくれますし

ルームディフューザーは、見た目の可愛さだけでなく

空間の香りにもアクセントをプラスしてくれます。

 

ぜひ、お気に入りの小物を上手に取り入れて

自分好みの収納をつくってみてください。

 


まとめ

 

今回は、見せる収納術についてお話しました。

これまで隠す収納ばかりだったという方は

ぜひ見せる収納を取り入れることで

お部屋をランクアップさせてみてください。