2023/03/09 10:09


さりげなく飾られた絵画が

センスを感じさせるお部屋に憧れている方もいるのではないでしょうか?

ちょっと殺風景に感じられるコーナーも、絵画を飾ればアクセントになり

オリジナルの魅力が加わります。

今回は初心者でも失敗しない

インテリアにマッチする絵画の選び方をご紹介します。

 

 

インテリアにマッチする絵画の選び方2つの基本

 

素敵な絵画を飾れば空間のおしゃれ感が増すのはわかっていても

いざ選ぶとなるとちょっと躊躇してしまうかもしれません。

まずはポイントを2つだけ押さえて選択肢を絞ってみましょう。

 



 

構成と色彩がシンプルな絵画

 

絵画はシンプルでも意外と充分に空間のアクセントになります。

 

最初のうちは、細めのラインで構成されているおしゃれなイラストや

淡い配色の風景画を選ぶのがおすすめです。

余白が活かされたモノトーンのイラストや配色の少ない絵画は控えめな印象で

すでにあるインテリアと相性よく収まりやすいです。

 




 

壁の縦横比に調和するサイズの絵画

 

横長の絵画と縦長の絵画がありますが、シンプルに、壁が横長なら横長の絵画

壁が縦長なら縦長の絵画をセレクトしましょう。

飾る壁面は、ソファの背面などスペースが比較的広く取れる壁を選ぶと

バランスが取れます。絵画を購入する前に、壁に同サイズの紙をあててみて

バランスをみましょう。

 




 

インテリアにマッチする額縁の選び方

 

絵画がほかのインテリアに溶け込むかどうかは

選ぶ額縁によっても影響を受けます。

マットを使って額装したい場合は、画材屋さんなどで相談して

額装してもらうこともできます。

初心者におすすめのインテリアに馴染みやすい額縁は

次の2つのポイントを押さえて選びましょう。

 

細いフレームの額縁

 

額縁にもさまざまなデザインがありますが、フレームが細いものか

またはフレームなしのタイプだと

インテリアにすんなり溶け込み、こなれた印象になります。

 

「シンプルな絵画×シンプルな額縁」はどんなインテリアにも調和しやすく

ほかの家具とのバランスも取りやすく、初心者におすすめです。

 




 

モノトーンまたは金属の額縁

 

額縁の色は、ホワイトかグレーやブラック、またはゴールドかシルバーを選ぶと

洗練された印象をつくりやすく、初心者におすすめできます。

 

無彩色の額縁はごくシンプルに思えても

ラインで空間をキリリと引き締めてくれます。

額縁には控えめな印象の色味を選んでも、素材感と相まってポイントになります。

 




 

絵画の配置テクニック

 

絵画の配置テクニックのポイントを2つご案内します。

目線やほかの家具とのバランスをちょっと意識するだけで

空間の洗練度がぐんと上がります。

 

目線の高さに合わせる

 

視線に入りやすい位置に絵画を設置することで

選んだ絵画のイメージをより印象付けることができます。

 絵画の中心点の高さの目安です。生活スタイルによってセレクトしましょう。

 

立位:140cm150cm

ソファ:8090cm

フロア:6070cm

 




 

家具の中心線に合わせる

 

絵画はソファなど横幅の広い家具の背面に飾るとバランスが取りやすいです。

家具の背面に飾る場合は、家具の中心線に合わせて絵画を配置しましょう。

左右のバランスが取れて心地よく感じます。

 




 

絵画のコーディネートアイディア4

 

基本的な選び方をお伝えしてきましたので

最後にひと味変わった絵画のコーディネートアイディアをご紹介します。

絵画のセレクトに自信が出てきたらぜひチャレンジしてみてください。


アートや照明と組み合わせてムードを演出

 

絵画は、アートピースやデザイン性の高いフラワーベースとセットにして

コーナーのポイントとして飾っても素敵です。

 

ダクトレールがあるお部屋では照明にこだわるのもおすすめです。

アートピースの立体感を際立たせたり

絵画が浮き立つように印象づけることもできます。

クリップライトやフロアスタンドでも代用できますので検討してみましょう。

 




 

ミニサイズの絵画を集合として見せる

 

小さな絵画を複数集めて集合体として見せる飾り方もおすすめです。

複数の絵画を並べる場合は、上下左右いずれかのラインを揃えたり

四角のフレームにおさまるように並べると収まりがよくおすすめです。

住む人のこだわりを感じさせる外国のお宅のような壁面が生まれ

インテリアのポイントになります。

 




 

チェアやイーゼルに置いて雰囲気を出す

 

壁面に飾らずにチェアやイーゼルスタンドに絵画を置くと

視線の下方向がポイントになるので、ひと味違った雰囲気を演出できます。

 工具を使用しないで設置できるため、壁面を傷つける心配もなく

賃貸のお部屋にも気軽に絵画を取り入れられるメリットもあります。

 




 

インテリアと額縁のカラーを揃えてディスプレイ

 

インテリアにテーマカラーを設定すると自分らしい空間を演出できて素敵です。

テーマカラーは、テーブルやソファなど大きな面積の家具に設定するほか

アクセントとして小物やファブリックで取り入れるのも素敵です。

 テーマカラーのあるお部屋では、額縁のカラーもぜひ同じ色で揃えてみてください。

より統一感が生まれ、お部屋への愛着も湧くことでしょう。

 

 

今回は、インテリアにすんなり溶け込む絵画の選び方のコツをお伝えしました。

細いラインや淡い色味で構成された絵画をシンプルな額縁に収めて飾るだけで

初心者でも、こなれた空間を演出できます。

コツが掴めたら、少し遊び心を加えてみるのも楽しいものです。

ぜひお伝えしたアイディアを参考に、絵画のあるお部屋をデザインしてください。