2022/05/12 11:03

お気に入りのリビングにする3つのコツ

 

お気に入りのリビングといっても、その価値観や好みは人それぞれ。

ざっくりとしたイメージはあっても

「どのように工夫をすれば、想像どおりのリビングに仕上げられるのかわからない」

という人もいらっしゃるのでは。

今回から数回に分けて

おしゃれで素敵なお気に入りのリビングにするうえで重要な三つのポイントをご紹介いたします。



素敵なリビングのコツ① インテリアのテイストを決める

 

リビングづくりはインテリアのテイストを決めることから始まります。

テイストを決めず、直感でインテリアを決めてしまうと、統一感がなくなります。

家具や小物であれば工夫ができますが

壁や床などのコーディネートはあとで変更するには大変です。

 

もしも、具体的なイメージが思い浮かばない場合は

自分の好きな色味やインテリアの雰囲気でしぼり込む方法も。

以下では、主なインテリアのテイストを紹介します。

気になるインテリアのテイストを参考にしてみてください。

 


モダンインテリア

 

モダンとは「現代的」や「今風の」という意味です。

モノトーンを基調とし、ガラスや金属などの素材を用いたインテリア。

モダンインテリアには、ナチュラルモダンや和モダン、北欧モダン

フレンチモダンなどのさまざまな種類が存在します。

モダンインテリアは、写真のように全体的に重厚感があり

上質なホテルのような都会的でラグジュアリーな印象を受けます。

内装は白を基調とし、落ち着いたダークカラーがアクセントカラーとして用いられていますね。

 

また、モダンな家具をあわせてコーディネートすることも

モダンインテリアに欠かせないポイントです。

洗練されたデザインを選ぶことで、より統一感のある空間を演出してくれるでしょう。

 

 


ナチュラルインテリア

 

ナチュラルと聞いて、木や緑を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

まさに、木や緑などの自然を取り入れたインテリアです。

写真からもわかるとおり、室内ドアや家具のほとんどが木を基調としており

自然のぬくもりが感じられます。

また、観葉植物や花もナチュラルインテリアに欠かせない要素の一つ。

先述したモダンインテリアに比べると、暖かみのある雰囲気ですね。

 

なるべく原色などの奇抜なカラーは避け、白やベージュ、明るい色味の木

グリーンなどでまとめましょう。

さらに自然光や照明を活かした明るい空間づくりも、ナチュラルインテリアには重要なポイントです。

ファブリックはアイボリーやベージュ、明るめの茶系の色などもおすすめです。

 



和風インテリア

 

和風インテリアを取り入れるコツは、茶色や緑など自然素材の色をベースとすることです。

イメージとしては、ナチュラルインテリアに和の要素をプラスした雰囲気です。

ナチュラルインテリアとの大きな違いは、木だけではなく

竹や畳、漆喰、土壁といった日本ならではの素材を用いている点。

これらの素材を意識するだけでも、和テイストの雰囲気のあるリビングにできますよ。

 

写真では、障子のような格子デザインのドアが印象的です。

また、ラグやソファはダークカラーで統一され、アクセントにもなっています。

花瓶や置き物、茶器セットなどの、インテリア小物も、和風インテリアを彩る要素です。

 



エレガントインテリア

 

エレガントインテリアは、上品かつ優雅さのあるデザインが特徴です。

デザインのフォルムはもちろん、素材や色使い

それぞれの組み合わせのバランスをとる必要があります。

インテリアのプロであっても、適度なバランスのコーディネートを行うには

知識や経験が必要といわれています。

 

難易度が高いエレガントインテリアですがコツがあります。

たとえば色は、ベージュや明るめのグレイッシュな緑や紫といった中間色を選びましょう。

また、写真のような個性的な間接照明や存在感のあるシャンデリア

曲線的なフォルムのソファなどのデザインも、エレガントな空間をつくるうえで重要な要素の一つです。

 



アーバンインテリア

 

アーバンインテリアとは、都会的なテイストを重視したインテリアコーディネートです。

都会的と聞いて、モダンインテリアと似た印象を持つ人もいるかもしれません。

両者のテイストで共通しているのは、シンプルかつスタイリッシュな雰囲気を醸し出しているところです。

両者の違いは、アーバンインテリアのほうがやや重厚感がプラスされた印象が強くなります。

写真のように室内ドアや床材、ソファなどはダークブラウンで統一感をもたせると

落ち着いた雰囲気になります。

このほかにも、アーバンインテリアはグレーと白を基調としたグレーインテリアや

メインカラーを白に絞ったホワイトインテリアなども人気です。

 



北欧インテリア

 

北欧インテリアとは、スウェーデンやノルウェー、フィンランドなどで取り入れられているイ

ンテリアを指します。北欧にある国は寒いため、日本よりも多くの時間を自宅で過ごします。

そのため、自宅での快適さや居心地のよさを求めたインテリアになっています。

北欧インテリアの特徴は、白・緑・青・土色などのアースカラーを基調としており

アクセントカラーとして、明るめのブルーやイエロー、グリーンなどを入れています。

また、床や家具などに天然素材を使用すると、暖かみがプラスされます。

北欧テイストの家具や食器、ラグなども多く販売されているため

インテリアのなかでも取り入れやすいテイストではないでしょうか。


 

 

ブルックリンインテリア

 

アメリカ・ニューヨーク州の郊外にあるブルックリンの倉庫などをイメージしたインテリア。

ブルックリンインテリアをリビングに取り入れる方法は

壁をレンガ調にしたり、あえて天井の配管をむき出しにしたり、レザー素材のソファーを取り入れるなど。

たとえばレンガ調の壁は、本物のレンガを敷きつめなくても

レンガ調の壁紙やレンガのようなタイルを活用すれば、ブルックリンインテリアに仕上がります。

さらに、インダストリアルデザイン(工業デザイン)やアンティーク調の家具を取り入れると

より雰囲気を出せますよ。


 


自然素材を使ったインテリア

 

自然素材を使ったインテリアは

ナチュラルな素材とグリーンをバランスよく活用したコーディネートが特徴です。

室内にいながら、自然や風を感じられる空間を生み出します。

白を基調とし、自然素材の家具や室内ドアなどを使用しているほか

いたる所にグリーンを取り入れるのもポイント。

また、奇抜なデザインのファブリックも、自然素材やグリーンによく馴染みますよ。

植物の茎で編みこまれているカゴなどの小物も

インテリアとして世界観をつくり出す要素の一つです。

 

今回はここまで。

素敵なリビングのコツ① インテリアのテイストを決める

是非参考になさってみて下さい。