2022/04/13 09:49

オンオフ切り替えやすい家具レイアウトのコツは

「空間分け」と「窓の位置」

 


在宅ワークへの切り替えなどライフスタイルの変化によって

今まで何も不自由なく快適に感じられていた自宅でも

何となく居心地が悪く感じるようになっていませんか?

 


家具レイアウトが暮らしに合っていないと、お仕事やお勉強の集中力が続かなかったり

睡眠の質が低下したり、気持ちがふさぎ込んでしまったり

ココロもカラダも不調がでてくる可能性があります。

 


今回は、在宅ワークの方、ワンルーム暮らしの方も取り入れやすいような

オンオフ切り替えやすいレイアウトのコツ


①「家具のゾーニング」

②「窓の位置の考慮」についてご紹介します。



1.家具のゾーニング(用途ごとに家具でお部屋の空間を区切る)

 

空間で分ける

 

「食事スペース」「テレビスペース」「ワークスペース」「就寝スペース」のように

それぞれの作業ごとに空間を分けることで、メリハリのつきやすい生活が送りやすくなります。



 


上のレイアウトのように「仕事をしながらテレビが見れるレイアウト」や

「ベッドに腰かけて仕事や食事をするレイアウト」というように

【集中スペースとリラックススペースの兼用】は避けましょう。


暮らしのオンオフが切り替えにくいため、作業効率の低下、集中力の低下、睡眠の不調を引き起こす

可能性もあります。






家具で仕切る


ワンルームのお部屋やスペースが限られているお部屋の場合には、収納家具やパーテーションでの

スペース分けがおすすめです。

 

目線より下の高さの収納家具だと圧迫感を感じにくいですし、仕切りの役割に加え収納スペースも確保でき

一石二鳥です。背板(家具の後ろ側の板)がないオープンシェルフだと、さらに圧迫感なく配置でき

緩く空間を仕切ることができます。

 

 

天然木をふんだんに使ったナチュラルシリーズ 伸縮シェルフ




つっぱり式ウォールラック80



また、天井につっぱるタイプのパーテーションもおすすめです。

スリットが入っているパーテーションなら、向こう側が見えるので閉鎖感は全くなく

おしゃれに空間を分けることができます。

 

厚さ数センチのため限られたスペースにも配置でき、狭くて収納家具が配置できないお部屋にも最適です。

オンライン会議時に背景を映したくない場合にも、こちらのパーテーションを配置することで

生活感を隠すことができます。





窓の場所(日中過ごす場所は窓付近)

 

日中は窓付近で過ごす


在宅ワークでおうち時間が長くなる方は、特に、窓の位置の考慮も大切です。

 

ヒトは日光(約2500ルクス以上)を浴びることで、生活リズムを保つとされています。

1日中室内で過ごす生活(約300500ルクス)だと、日光を浴びる機会がないため生活リズムが乱れやすく

集中力の低下や睡眠の質の悪化につながる可能性があります。

一般的な室内照明だと、生活リズムを保つために必要な明るさ(約2500ルクス以上)は得られません。

 

 

理想は外に出て日光を浴びることですが、室内での生活においては、窓付近で過ごすことで

生活リズムキープにおいて必要な照度を得られるという報告もあります。(窓の大きさ、日光の照度にもよります。)

 


在宅ワークなら窓付近にデスク配置がおすすめ

 

日中に長い時間を過ごす場所が窓付近になるような、レイアウトがおすすめです。

在宅ワークの方などデスクで長い時間を過ごされる場合のおすすめレイアウト例はこちらです。

窓付近にデスクを配置しています。





家具のレイアウトを変えるだけで、オンオフの切り替えやすい暮らしを手に入れることができます。

生活スタイルに合っていないレイアウトのままだと、作業効率の低下や睡眠の不調に繋がる可能性があります。

 

ライフスタイルに合った家具レイアウトに整えて

メリハリがあり、健康的で暮らしやすい生活を手に入れましょう。