2022/03/30 13:30

無垢材のすばらしさは

天然木が持っているフィトンチッド効果と素材自体の美しさ

無垢材の家具がある部屋はより美しく、快適に過ごせます。

今回は天然木が持つフィトンチッド効果と「パイン家具」

おすすめの無垢材の家具「パイン家具」をご紹介いたします。

 


木のよさを知ろう


木材の家具といっても、今では驚くほど安価なものもあります。

いわゆるカラーボックスも木材家具といえますが

一般的に使用されるのは繊維材です。

それゆえ、木が持つ効果を期待することはできません。

 



「フィトンチッド効果」とは?



では、木が持つ効果とはなんでしょう?

その1つが、フィトンチッド効果です。

「フィトンチッド」は木に含まれる揮発性物質のことで

ごく簡単にいうと木の香りを指します。

そして、この香り自体に多くの効果があることはご承知の通りで

例えば、リラックス効果、抗菌、防ダニ効果などが挙げられますが

このように、繊維材よりはるかに健康への貢献度が高いのが

無垢材の家具といえるのです。

 


木の香りはこんなによい事をもたらしてくれる!


●日々の疲れを癒すリラックス効果


 木の香りには鎮静作用や強壮作用があり、気持ちが落ち着き、日々の疲れを癒し

さらに前向きな気持ちにさせてくれます。

優しい木の香りは木目の味わいや風合いと相まって心に安らぎをもたらしてくれます。

 


 

「パイン家具」とは?

 

パインとは、松の木から作られた木材で、建築や家具の素材として古くから重宝されてきました。

パインの種類は多岐にわたりますが、どれも共通して木のぬくもりを感じる色合いと

やわらかみのある木目が特徴です。

 


そして、イギリスアンティークやフランスアンティークなどの家具に多く使用されており

パイン材の自然な風合いが優雅な装飾やデザインをより魅力的に引き立てています。

素朴なパイン材の雰囲気は、ナチュラルカントリーなどの

やさしげなニュアンスが魅力のインテリアをつくる際にオススメです。

 

 

  

森林の中で深呼吸をしているような清々しさと安心感をもたらすウッドの香り

 


パインは、東欧や北欧など寒い地域を原産としたマツ科の針葉樹

ヨーロッパアカマツ(スコッチパイン)で

樹高30メートルを超える大きさに育つものも多くあります。

その凛とした造形にふさわしく、パインの香りは静かな落ち着きがあり

かつスーッと芯の通ったような清々しい印象をもっているのが特徴です。

 


パインは日本では「松」と呼ばれています。

松と言うと、懐かしくなじみやすく感じる方もいらっしゃるかと思いますが

マツ属の生育範囲はとても広くたくさんの品種があり

日本においては、アカマツやクロマツなどが有名です。

私たちの身の回りにも古くから存在している松

その香りはどこか懐かしい趣を感じる方もいらっしゃるでしょう。

 

 



「パイン家具」は、どんな香りの印象?


心地よい森林の風に包まれ、深呼吸をしたくなるような清々しい香りの中に

静けさと落ち着きを感じるウッドの香りです。

 


この爽やかな香りは、パインの葉や枝に含まれる芳香成分、α-ピネンによるもの。

森の中を散歩しているときに感じる澄んだ空気感。いわゆる森林浴効果は

木々などの植物が出す揮発性物質であるフィトンチッドが要因といわれていますが

このフィトンチッドの中にもα-ピネンが含まれており

森林特有のリフレッシュ効果をもたらします。

 


さらに、酢酸ボルニルという樟脳のようなシャープな香りが

針葉樹の森らしい凛とした雰囲気を感じさせます。

静かな森林に一歩足を踏み入れた時のしんとした静けさと、ヒノキやスギなどにも共通する

どこか懐かしさを感じる安心感が心地よいバランスをもつ香りです。

 


世界各地に生育しているパインは、古くからその効果効能が認められており

古代エジプトやギリシャなどの文明においても

特に呼吸器系によいとされ注目を集めたと伝わっています。

 



パインの効果効能は?


主な成分は、α-ピネン、酢酸ボルニル、カンフェンなど。

α-ピネンは、抗菌・抗ウィルスといった機能を持ち

空間に香りを広げると、心地よい清涼感をもたらすとともに

空気をきれいに整えます。

松林の中で森林浴をしているような癒しの空間を

演出することができるのです。

 


いかがでしたか?

キャビネットやサイドボード、ダイニングテーブルなど

ライフスタイルに合った家具を取り入れて

パイン材のやわらかな雰囲気をぜひご堪能されてみてください。




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