2021/12/23 09:59




今回は、浴室リフォーム失敗しない3つのセオリー PartⅡ

浴室リフォームのセオリー2

お風呂は裸で入る場所であることを忘るべからず をお届けいたします。






当たり前のことですが、浴室には裸で入ります。

また、室の床は水や石鹸で濡れているので滑りやすくなっています。

そして、服を着ていれば何ともないことが

裸という無防備な状態では大ケガになったり

具合が悪くなってしまったりすることもあります。



ですから、リフォームの際には

床の段差は無くし滑りにくい素材を選ぶ

体勢を変える場所には手すりを取り付ける

ガラスは強化ガラスやシートを挟んだガラス

アクリルパネルを使うなど安全対策をお忘れにならないでください。


 



水栓金具は洗い場の正面に付け、凸凹の少ないデザインを選んでおきましょう。

 

また、狭い浴室では、水栓金具の位置にも注意が必要。

洗い場の側面や背中側の壁に水栓金具があると

身体をぶつけやすく大ケガをしてしまうことがあります。

 

そして、浴室の事故で多いのが、ヒートショック現象によるものです。

ヒートショックとは、寒くてぶるっと震えたり

心臓がドキっとしたりする、温度差による急激な体調変化のことを言い

血圧や脈拍が急上昇するので、お年寄りは死亡するケースもあります。


ですから

浴室と洗面所には暖房を取り付け、冬でも暖かく保てるようにしましょう。

洗面所は、小型ファンヒーターが使えるよう

足元にコンセントを取り付けておくだけでも便利です。

 




キケンなタオル掛けに要注意

 

また、何気なく取り付けたタオル掛けが大ケガにもとになってしまうことがあります。

立ち上がる時、つい掴んでしまう位置に吸盤などで取り付けたタオル掛けがありませんか?

 

全体重を掛けて転んでしまえば大ケガをすることも。

 





ちょっと滑ってよろけた時とっさにそのタオル掛けを掴んでしまうと

体重を支え切れず外れてしまいます。

タオル掛けはつかみにくい位置に取り付けるか

手すり兼用タイプの丈夫なタオル掛けを取り付けましょう。

 

PartⅢでは、浴室リフォームのセオリー3

夫婦円満の秘訣は風呂掃除にあることを知っておくべし

をお届けします。