2021/11/05 09:17



みなさん、こんにちは

今回ご紹介するのは、我が家の弱点や必要な工事がわかる

「我が家に必要なリフォームがわかる簡単チェックリスト‐建物編」




快適に住み続けるためには

必要なリフォームをタイミングよく行っていくことが大切です。

下記にチェックリストをご紹介しましたので、我が家の状態を目視で確認

リストにチェックをつけていってみてください。



ただし自分で屋根に上るなど危険なことは避けること。

転落の危険がありますので、高所は専門業者にお任せくださいね。




1】我が家の性能はどれくらい?

 

1981年以前に建てた家で、耐震診断を受けたことがない。

1999年以前に建てた家で、省エネリフォームをしていない。

24時間換気システムがついていない。

 

 


2】我が家の寿命を左右する大事なポイント

 

□ 築10年目の時点で住まいの点検、必要なメンテナンスを行わなかった。

□ 飛び込みのリフォーム業者に家の不具合を指摘され不安になったことがある。

□ 木造住宅で5年おきにシロアリの点検をしていない

□ 基礎にひび割れがある。

□ 屋根に色あせやひび割れがある。屋根材のスキマがばらついている。

□ 外壁にひび割れがある。手で触ると白い粉がつく。

□ サイディングの目地がひび割れている。

□ バルコニーや屋上のの床にひび割れがある。雨の翌日に水たまりができる。

□ 外まわりの木部や鉄部に色褪せや塗膜のひび割れがある。

 


 

3】快適に暮らせる家かしっかりチェック!

 

□ サッシや玄関ドアにがたつきや鍵のゆるみがある。枠が変色している。

□ 雨戸が開閉しにくい。すぐ外れてしまう。

□ 水まわり設備やエアコンなどは新築当時のまま、15年以上経過している。

□ 室内の壁材の剥がれやひび割れ、汚れが気になる。

□ 室内の床材に剥がれやひび割れがある。床鳴りやたわみがある。

□ 室内ドアにがたつきがある。開閉がしにくい。表面の劣化が激しい。

 

 


「我が家に必要なリフォームがわかる簡単チェックリスト‐建物編」

いかがでしたか?







ではチェックリストの答え合わせです。

あなたの家に必要なリフォームを見極めていきましょう。

ブロックごとに解説します。

 




1】我が家の性能はどれくらい?  この質問は家の性能に関する項目です。

 

 家は進化している!我が家の性能を引き上げるリフォームは意外と手軽




夏に2階が暑い家は、屋根裏の断熱材が足りない可能性が大。

リフォームで改善できる。写真は吹き付けるタイプの断熱材。

 

ここにチェックが付いた方は、家の性能が古い可能性があります。

 

家を建てる性能基準は年々進化していて古い基準で建てられた家は快適度が低く

安全性に問題があることもあります。



このブロックで確認する性能は省エネ性能、耐震性能、換気性能の3です。

まずは性能の基準が大きく変わった年を確認し我が家の築年数と比べてみましょう。

 

ちなみに省エネ性能とは魔法瓶の性能のようなもので

省エネ性能が高ければ夏涼しく、冬暖かく暮らせます。


また24時間換気システムの設置は、新築住宅では2003年に義務化されています。

耐震リフォームを含め、これらの性能を引き上げるリフォームは

意外と手軽にできるケースも多く、他のリフォームのついでにやっておくと効率よくできます。

 







2】我が家の寿命を左右する大事なポイント この質問は家の寿命に関係する項目です。

 

我が家の寿命を左右する!メンテナンスのリフォームは定期的に



手で触ると白い粉が付くチョーキング現象。

塗膜が劣化している状態なので、そろそろ外壁の塗り替えリフォームの時期。

 

このブロックにチェックが付いた方は、できるだけ早く、点検だけでもしておきましょう。

屋根や外壁表面の薄い塗膜は家を支える構造部分を守ってくれている卵の殻のようなものです。


細いヒビでも水を吸い込んでしまえば、中の構造部に被害を及ぼすこともあります。

定期的なメンテナンスを行って、我が家をいつも健康に保つようにしましょう。

「飛び込みのリフォーム業者に家の不具合を指摘され不安になったことがある」

にチェックがついた方は要注意です。

 


問題は、飛び込みの業者がやってくることではなく不安になってしまうところです。

この不安が悪徳業者に付け入るスキを与えます。


そして、不安になるのは、我が家の状態を自分で知らないからです。

わからないから、何か言われると不安になってしまうのです。我が家は財産です。

自分の財産を守るためにも、10年おきに信頼できるリフォーム会社で点検を行い

自分で状態を把握しておきましょう。

そうすれば通りすがりの誰かに何か言われたところで不安になることもなくなります。





3】快適に暮らせる家かしっかりチェック!

この質問は設備・建材の劣化をチェックする項目です。

 

家は劣化する!小さなお手入れのリフォームで改善することも



サッシのがたつきは簡単な調整で改善するケースもあるので、まずは点検を。

 

ここにチェックが付いた方は

そろそろ設備や建材の交換リフォームの計画を立てましょう。

多くの設備・建材は20年間隔を目安にリフォームで刷新しておくと

快適に暮らし続けることができます。

 

サッシやドアのがたつきは、簡易な調整や戸車の交換で改善するケースも多いのですが

中には家の傾きや歪みが原因となっているケースもありますので

専門の業者に見てもらいましょう。

 



いかがでしたか?

ちなみにチェックがたくさん付いたからといって悪い家というわけではありません。

ここからは、このチェックリストの意味と解決策をご紹介します!






「我が家に必要なリフォームがわかる簡単チェックリスト‐建物編」は

現在の建物の状態から我が家に必要なリフォームを確認していくものです。

家の寿命にかかわる大切な項目がたくさん含まれていますので

しっかりチェックしておきましょう。


次回は、現在の生活から我が家の弱点をあぶりだす

「我が家に必要なリフォームがわかる簡単チェックリスト‐生活編」です。