2021/10/21 09:58



お部屋の模様替えやリノベーションするなら、照明器具にもこだわりたいもの。

今回は、照明のメインとなるシーリングライトの特徴や選び方のポイントを解説いたしますので

是非、インテリア計画の参考になさってください。



シーリングライトとは?

 

シーリングライトとは、天井に直接貼り付けるような形で設置するタイプの照明器具です。

高い位置から部屋全体を照らすことができるため

メインの照明として採用されることが多く、かつてシーリングライトのランプは蛍光灯が主流でしたが

現在では入れ替わる形でLEDランプの普及が進んでいます。

大手メーカーの家庭用シーリングライトの最新ラインナップは、すべてLEDタイプとなっているほどです。

 


■シーリングライトと、他の照明との使い分け

 

住まいの明かりは、シーリングライトをメイン照明として

そのほかのライトを補助的に組み合わせて使用するインテリアが一般的です。

では、シーリングライト以外の照明のおもな種類と

それぞれの特徴を確認してみましょう。

 



・ペンダントライト

 

ペンダントライトとは、天井からコードやチェーンで吊り下げるタイプの照明器具

光源が低く、照らされるものとの距離が近いため、影がくっきりと出やすくなり

部屋全体を照らすよりも、限られた範囲の空間演出に適しております。

そして、カウンターテーブルやダイニングテーブルの上などに採用されることが多い照明。

小さめのペンダントライトを並べて設置するインテリアも人気があります。




 ・スポットライト

 

スポットライトは、もともとは劇場などで舞台の一か所を集中的に照らすための照明

家庭用の照明としては、複数のスポットライトで構成されたシーリングタイプや

単体で棚や支柱など好みの場所に取り付けることができるクリップタイプなどがあります。

ライトひとつずつが、それぞれ方向を自由に変えられるため

空間の立体感を演出するのに適している照明器具です。

 



・ダウンライト

 

ダウンライトとは、天井に埋め込む形状あるいは天井付けでフラットに設置する小型の照明器具

ひとつひとつの照度が低いため、複数のダウンライトを天井全体にバランスよく配置するレイアウトが

一般的。そして、ライトの向きを調整できるため、例えば壁に近い場所であれば絵画を照らすなど

スポットライトのように使用することもできます。

ダウンライトは部屋全体をやさしく照らすことができますが、作業をする場合などには暗さを感じるため

ほかの照明と組み合わせて使用することが前提になっていることが多いです。

 



・フロアライト、スタンドライト

 

フロアライトとは、床に置くタイプの照明器具です。基本的に固定されていないため

インテリアの模様替えに合わせて自由に移動することができます。

デザインのバリエーションが豊富で、長い支柱の先にランプが取り付けられている

スタンドタイプをはじめ、背が低く光源が床に近いタイプなどもあります。

そして、光の高さによって、照らされるものの印象が大きく変わることが特徴。

小型のものは、テーブルやチェストなどの上に置いて使用することもできます。

 



・ブラケットライト

 

ブラケットライトは、壁面に取り付けるタイプの照明器具。

屋外では玄関灯などに使用されることが多いです。

一般的にリビングなどの広い空間では補助照明として設置される事が多く

壁を照らすことで、柔らかな陰影を演出することができます。

リフォーム・リノベーションの際に設置すれば、壁の内部にコードを埋め込めるため

すっきりとした印象になります。

 



・シャンデリア

 

シャンデリアとは、ろうそく立てから発展した

複数の小型照明で構成される吊り下げ型照明器具です。

ガラスや金属素材による豪華な装飾が施されており、点灯すると光がきらめきます。

存在感が強く大型の製品が多いため、天井が高い部屋や、吹き抜けへ設置されることが多いです。

一般的な居室に取り付ける場合は空間を圧迫しない小型の製品をおすすめします。

 



LEDシーリングライトの特徴

 

蛍光灯のシーリングライトは、蛍光灯が切れた(寿命を迎えた)とき

ランプ部分のみを交換することができます。

しかし、LEDのシーリングライトは、本体とランプ部分とが一体化されているため

LEDランプのみを交換することはできません。

 


LEDシーリングライトの寿命

 

ランプが替えられないと聞くと、不経済のようにも思えますが

LEDの寿命は蛍光灯に比べて大変長いため交換不要と考えられています。

一般的な照明器具のランプ部分の寿命は下記のとおりです。


LED:約40,000時間

蛍光灯:約6,00012,000時間

 

LEDは蛍光灯に比べて36倍の寿命となり、110時間点灯すると仮定すると

810年は持つということになります。

 

また、LED照明が登場した当初はそれまでの白熱電球や蛍光灯にくらべてかなり高価で

使い勝手に関しても「暗い」「目が疲れる」といった声も多く聞かれました。


しかし近年はLED照明の価格は大幅に下がり

シーリングライトも手頃な費用で購入できるようになりました。

また、性能向上により、これまでの白熱電球や蛍光灯や照明と変わらない感覚で

使用することができるようになっています。

 

また、LED照明は白熱電球や蛍光灯に比べて消費電力が少ないため

光熱費も抑えることができます。

一般的な電球(白熱電球)の60Wと比較した場合の消費電力は、白熱電球:約54W

電球型蛍光ランプ:約11W、電球型LEDランプ:約8Wです。

同程度の明るさの電球と、約58倍の差があることがわかります。

 

 

LEDシーリングライトの機能

 

光源が蛍光灯からLEDに切り替わったことで

これまでにはなかった、多彩な機能を搭載したシーリングライトが登場しています。

 


・調光機能付きシーリングライト


リモコンで、明るさを段階的に調整できるシーリングライトです。

光度の段階は製品により異なりますが、少なくとも3段階ほど

多いものでは10段階ほど調整できるものもあります。

勉強や作業をするときには明るく、くつろぐときには少し明るさを落とす…

といったシーンに合わせた使い方が可能です。

 


・調色機能付きシーリングライト


蛍光灯には光の色に種類がありましたが、変化させることはできません。

その点、調色機能のあるLEDシーリングライトなら

使用シーンに応じて好みの色に変更することができます。

光の色には、オレンジがかった温かみのある光から、青みがかかった白い光の順に

【電球色/温白色/白色/昼白色/昼光色】といった種類があります。

 



おもな色の特徴と仕様に適したシーン


●電球色:もっとも明るく細かい文字も見やすいです。

青みがかった色により集中力が高まるため、勉強や事務作業のシーンに適しています。

●昼白色:太陽の光に近い色の光で、目が疲れにくいです。

色が自然に見えるためメイクをするシーンに適しています。

●昼光色:温かみを感じる光でリラックスできる色です。

食べ物が美味しそうに見えるため、食事をするシーンにも適しています。

 


LEDはすぐに点灯する


蛍光灯はスイッチを入れてから点灯するまで、数秒の時間がかかる

と感じたことがある人も多いのではないでしょうか。

また、蛍光灯は点灯時の消費電力が大きいことが特徴で

点灯のたびにランプの寿命が短くなるとされています。

その点、LEDシーリングライトはスイッチをすればすぐに点灯し

頻繁にオンオフをしてもランプの寿命にほとんど影響がありません。


 


LEDは虫を呼ばない


夜間に照明を点けると、虫が寄ってくるというイメージはありませんか??


蛍光灯や白熱電球の光には、微量の紫外線が含まれています。

紫外線は人間の目には見えませんが、虫は紫外線を感知して光に集まる性質を持つ種類がいるため

光に吸い寄せられてくるのです。


光に含まれる紫外線の量の割合は、白熱電球:40、蛍光灯:10LED0.2となります。

そのため、LEDシーリングライトなら夜間でも虫が集まりにくいのです。


また、紫外線は大切な絵画や本などの日焼けの原因にもなります。

大切なコレクションを照らすライトは、紫外線量の少ないLED照明がおすすめです。


 

 

シーリングライトをメインに

ほかのタイプの照明器具と合わせて取り入れるのがおすすめ

これまでの照明に比べて消費電力が低く

機能性の高い多彩なシーリングライトが登場しておりますので

居室の目的やシーン、インテリアに合わせてお選びになられてはいかがでしょうか?



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