2021/09/27 10:28
「リフォーム前準備!家ストレスをチェックしてみる」
家ストレス解決リフォーム「仕方が無い」 と思うことで
自分では気づけない状態に
わたしたちは、仕方がないと思うことで、それが日常化してしまい
家ストレスに気づきにくい状態になっています。
ですから、本当に満足するリフォームプランを立てるためには
今の暮らしに対する不満点
家ストレスをハッキリと理解することが必要です。
なぜなら
その不満を解決しようとしてこそ
満足するリフォームプランを立てることができるからです。
ですが、人は、自分の暮らし方を住んでいる家の形に無意識に合わせてしまっている
といえますので、この「家ストレス」に自分ではなかなか気づくことができません。
なぜなら「こんなものだ」と諦めたり「仕方がない」と思うことで日常化してしまい
不満に気づきにくい状態になっているからです。
ですから、言われてみて初めて「そう言えば……」 と気づく不満もたくさんある
そこで、まずは家ストレスに気付くための作業をし
家ストレスリストを作って、隠れた家への不満をあぶり出していく
これをここで是非おススメいたします。
家ストレス解決リフォーム
4つのリストで、隠れた不満をあぶり出す!
では、まず初めに、気づいたらすぐ書けるよう、専用ノートを準備して、どんどん書きましょう。
家ストレスは、以下のように大きく4つに分けてリストを作成します。
家ストレス-1 環境によるストレス
家ストレス-2 人的なストレス
家ストレス-3 安全性へのストレス
家ストレス-4 家事のストレス
このリストを作成していくと、面白いように家ストレスに気づいていきます。
そしてどんなリフォームをしたら快適な家になるのかプランも浮かんできます。
それでは、家ストレスを解消するリフォームプランを立てるために
次は
4つの家ストレスリストの「具体的な書き方」
「リストの活用方法」を、ご紹介します。
家ストレス解決リフォーム
「環境によるストレスリスト」
-暑い、寒い、風通しが悪い、カビが酷いなど
家ストレスの1つめは、環境ストレスです。
冬に寒い、夏に暑い、風通しや日当たりが悪い、カビが酷いというような
住まいの環境への不満はありませんか?
これらは家の基本性能が低いことが原因。
断熱性や気密性が低い古い家では、このような悩みが多く
「性能アップのリフォーム」で解消することができます。
そして「光熱費が高い」という不満も、基本性能が低いために起きていることですから
この中に含めましょう。
また、いつ・どこが・どんな風に寒いか?このことで対策方法も違います。
ですから、これも、できるだけ具体的に書き出してみてください。
家ストレス解決リフォーム
「人的なストレスリスト」
-居場所が無い、落ち着かない、気を使うなど
老後夫婦2人の暮らしになった時
それぞれの居場所を作っておくことが大きなポイントです
家ストレスの2つめは、人的ストレスです。
家に自分の居場所が無い、落ち着かないというような住まいの悩みはありませんか?
男性なら書斎という場所があることが多いのですが、女性の場合は家事スペースはあっても
1人になれる趣味の場所は無い方も多いのではないでしょうか?
しかし老後に夫婦2人だけの生活になった場合、それぞれの居場所を作っておくことが
ストレスを生み出さない大きなポイントとなります。
人的なストレスは「家族関係に大きな影響」を与えるものですので
・寝室は夫婦の時間を持つことができるようになっているか?
・子供部屋が密室化していないか?
・二世帯住宅でプライバシーが守れているか? などもよく考えてみましょう。
家ストレス解決リフォーム
安全性へのストレスリスト
-耐震、防犯、健康に不安があるなど
家ストレスの3つめは、安全性へのストレスです。
家の中に危険や不安はありませんか?
耐震面、防犯面、健康面の3方向からチェックしていきましょう。
これらは事故や危険が発生してから考える人が多いのですが、それでは遅すぎます。
危険を回避するためには、一歩早めに手を打っておくことが大切です。
空き巣に入られてからでは遅いのです。一歩早めの防犯対策リフォームをしましょう。
家ストレス解決リフォーム
家事ストレスリスト
-炊事、洗濯、掃除に関する不満
洗濯がメンドウと感じる原因には、洗濯機の位置や収納の大きさにも関係があります。
家ストレスの4つめは家事ストレスです。家事は毎日のことですから
小さな不満でもだんだん積み重なれば大きなストレスになってしまいます。
家事の負担は住まいのプラン次第で決まりますので、じっくりチェックしていきましょう。
家ストレス解決リフォーム
リストを活用してプロからプランの提案を受ける
たくさんの事例やアイディアを提案してもらうことで、リフォームプランの幅が広がります。
今回ご提案した、この「家ストレスリスト」は、リフォームプランを立てる元になるものですから
どんな小さな不満でも見逃さず、また、できるだけ具体的に書いていくことがポイントです。
メモを書いている時点で、様々なリフォームプランが見えてきていると思いますが
この形を探す作業は、リフォーム会社の担当者と一緒に行なうのがオススメ
このリストを見せながら、家ストレスを解決するための策を、担当者にも一緒に考えてもらいましょう。
今回はここまで、ぜひ参考にされてみて下さい。
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