2021/09/13 14:49
皆さん、こんにちは 今日から書き始める「住まい」のお役立ち情報・・・
第一弾は「光触媒」のお話。
皆さんは、この「光触媒」という日本初の技術をご存じでしょうか？
まだまだご存じない方も多いと思いますので、この「住まい」と「光触媒」
興味がおありの方はぜひ最後までお読みになってみて下さい。
では、早速「光触媒」とは、なんぞや？ ここから始めていきましょう。
日本で発見された、日本が誇る技術 「光触媒」とは？
「光触媒」とは、汚れや細菌などを無害化（「水」と「二酸化炭素」）に分解する物質のこと。
そして「光」を利用して色々な反応を起こさせながら、自身は「不変」であるというのが
光触媒の特徴ですが、いわゆる、植物の「光合成」によく似た反応と言われており
「酸化チタン」という物質＝「光触媒」という認識をして頂ければ良いでしょう。
発見された現象です。ですから、科学者の間では「本多・藤嶋効果（ホンダ・フジシマ効果）」
とも呼ばれています。
「光触媒」の具体的な効果
光触媒は、酸化チタンに光が当たると活性酸素が発生し
「汚れ」や「細菌」を無害な「水」と「二酸化炭素」に分解しますが
最大の特徴は「電気」を使わずに「光」の作用によって
このような化学反応が起こるということです。
抗菌の効果があると言うことで、各業界で注目を浴びており、様々な分野で活用されておりますが
まとめますと「光触媒」とは
・汚れや細菌などを無害化（「水」と「二酸化炭素」）に分解する物質のこと
・光を照射することにより触媒作用を示す物質の総称のこと
・光が当たると表面に強い酸化力が発生し
ですから、例えば、多くの病院では「光触媒タイル」が利用されていたり
排気ガスの汚れ付かないということで、高速道路の「照明カバー」にも利用。
また、雑菌が繁殖しない「抗菌マスク」や臭いの元を分解する「トイレ用タイル」
タバコの臭いを分解する「窓のブランド」など
「道路資材」や「衣類」様々な分野で「光触媒」は利用されていますので
わたしたちが知らない内に、いたる場所で「光触媒の技術」は使われているということ。
「スタジアムの屋根」やエジプトの「発掘作業現場」でも使用されているのです。
皆様の「お住まい」室内に光触媒を使用する5つのメリット
そこでここからは、室内で光触媒を使用する5つのメリットについていくつか紹介します。
光触媒には、二酸化チタンという成分が含まれています。
この二酸化チタンが紫外線や蛍光灯などの光が当たると活性酸素を生成され
接触する臭いの原因の物質を吸着して水と二酸化炭素に分解して除去します。
タバコの臭いやカビ臭、靴の臭いなど室内をあらゆる臭いを消臭するメリットがあります。
有害物質の分解、除去効果
室内のアレルギー疾患の原因として建材や家具から揮発する
「ホルムアルデヒド」と言われる有害物質も、光触媒コーティングが分解して、除去する効果があります。
また、光触媒コーティングは、薬品や毒性のある物質で除去する方法とは異なり
安全性が非常に高い酸化チタンアパタイトという食品添加物にも使用されている物質が主成分です。
そのため、副作用も出ないということもメリットの1つ。
抗菌効果
光触媒は消臭効果に加えて、ノロウイルスやインフルエンザ、大腸菌、サルモネラ菌
カビ菌などを分解して除去する効果を持っています。
特に、カビ菌などは繁殖すると胞子を放散させるため、カビのある部分にカビ取り剤で対処しても
浮遊しているカビ菌の胞子が再び繁殖します。しかし、光触媒を壁クロスや天井面にコーティングすれば
これらの胞子にとても効果があるのです。
防藻・防カビ効果
そして、ナノサイズの超細微粒子「光触媒」は、抗菌効果があるため、少ない光でも抗菌効果を発揮します。
また、今までの抗菌剤では分解できなかった菌が死滅時に出す有害物質も
光触媒酸化チタンが分解する効果があります。
例えば、O-157、大腸菌、カビなどの菌を防ぎ、防カビ効果によって嫌な臭いも防ぐことが可能です。
防汚効果
光触媒は、壁クロスや、天井、コーティングされたものに接触する、アンモニアやその他の化学物質を分解して
除去する効果があるため、タバコなどによる黄ばみを抑制する効果があります。
その結果、清掃やリフォームのコストダウンにもつながります。
簡単ですが「光触媒」のこと、ご理解いただけたでしょうか？
皆様も、ぜひ「光触媒」で、ご自宅や身の回りのものを有害物質から守ってはいかがでしょう？
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